「ガチャガチャ、、、ポンッ」市場を調べる旅。
「ガチャガチャ、、ガチャガチャ、、ポンッ、、、
よし!欲しいのが当たった!
最悪、一番いらないのが当たった。。。」
皆さんもこのような経験がありますか?
私は何度もあります。 欲しいものが当たらなかった時はとっても悔しいです。
お分かりの通り、カプセル式おもちゃ自動販売機、つまり、ガチャガチャポンですね。
ガチャガチャポンっていう擬音語で作られた名前が素晴らしいです。
私はガチャガチャが大好きで、見つける度に眺めています。
それはなぜか?
1、面白い商品があるから
2、童心に戻りたいから
3、流行りをいち早く知ることができるから
以上の3点です。
中でも3つ目の、「流行りをいち早く知ることができるから」という理由が一番強いかもしれません。
今回は、そんなカプセル玩具市場について簡単に調べていきたいと思います。
[目次]
1、国内市場規模
2、カプセル玩具プレイヤーと戦略
3、ガチャガチャを見るとしたくなる心理
国内市場規模
ここでは、「国内」に焦点を当てて玩具市場規模を見ていきます。
・玩具市場規模
・カプセル玩具市場規模
・割合
(百万円)
2015年:800,593
2015年:31,100
4%
2016年:803,144
2016年:27,700
3%
2017年:800,036
2017年:31,900
4%
*1を基に算出
ここ3年間の国内玩具市場ですが、ほぼ横ばいです。
玩具内訳ですが、どの年もだいたい同じで、
教育・知育系:約23%
プラモデル・フィギュア:約15%
カードゲーム:約10%
となっております。
カプセル玩具が占める割合は、4%前後です。
こう見ると少し貢献していますね♪
おそらくですが、カプセルトイのパイ増加原因は
1、外国人観光客増加
2、大人向け商品開拓
3、販売チャネル戦略
かなと思います。
カプセル玩具プレイヤーと戦略
では、どのように市場を広げていったのでしょうか?
簡単にカプセル玩具の背景を調べます。
1965年:アメリカより輸入
→アメリカが発明 最初はガムのガチャガチャ
→バンダイが市場参入
→タカラが市場参入
2000年~:観光地・百貨店に設置開始
玩具の輸入先は中国、フィリピンなどアジア諸国
中国人件費高騰による、ガチャガチャ価格値上げ
大人向けガチャガチャ人気
景品表示法により、ガチャガチャ価格限度800円まで
誰に?
・外国人向け 「織田信長のバッジ」等
・子供向け 「レゴ、戦隊シリーズ」等
・大人向け 「ミニポーチ」等
・シニア向け 「歌舞伎、ハンカチ」等
どこで?
・百貨店
・ゲームセンター
・観光地
・専門店
・空港
・遊園地
いくら?
・100円
・200円
・300円
・500円
・800円
下記の画像は、昨日とあるショッピングセンターに置いてありました。
1、リラックマの、むにゅっとクリームが出るパン
2、ぷにっプニいちごとぶどう
Instagram post by おっくん • Dec 10, 2018 at 12:29pm UTC
→二つとも、押すと中からむにゅっと具が出てくるようです。
最近は手を動かすことによって、ストレス解消できることや、頭が働くという研究結果が出ていますよね。
(一次情報でなくてすみません。。。)
あとは、単純に触っていて気持ちよさそうです♪
ガチャガチャを見るとしたくなる心理
だいたいこんな心理が働くのではないでしょうか。
・見ていると回したくなる。
・カプセルを開ける時のわくわく感。
・わくわく、ドキドキ、、夢を与えてくれる。
・手ごろに手に入るし安いしハズレてもよい。
・・・・
うまく人間の心理をついてゲーム化していますよね。
簡単な発想ですが、
「流行ったものを、いち早く小さいサイズにして安く、ガチャガチャ限定シリーズ」
と謳って商品作りをしていければ、どんどん市場におけるパイは拡がると思います。
最後に・・・
こちらのサイトでは、欲しいガチャガチャを検索することができます。
https://gacha.takaratomy-arts.co.jp/
皆さんも一度、ガチャガチャの前に立ち止まってみてください。
市場の流れが分かるかもしれません♪
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