こんにちは、パトです。
今回は人気ペット、ハムスターの飼い方についてご紹介します。
飼う前に、まずハムスターの野生での生活方法を知っておく必要があります。
ハムスターを飼う前に知っておきたいこと
野生のハムスターは、地中に複雑なトンネルを掘って巣穴にします。
まるで蟻の巣みたいに、トンネル内には色々な部屋を作ります。
食べ物を入れる部屋、トイレをする部屋、遊ぶ部屋。
まるで大工さんですね♪
約深さ1mにも達するトンネルを作ることができます。
危機管理能力も抜群で、出入口を複数作ります。
そんな彼らは、外敵に見つからないようにするため、夜に行動をします。
昼間はとういと、巣穴に閉じこもっています。
明るい場所が苦手なようです。
好きな食べ物は、草・昆虫・種子です。いわゆる、雑食系ですね。
寿命は約2年~2年半という短さ。
彼らは短い間に積極的に子孫を残そうとしています。
ハムスターを飼うための環境設定
最低限下記環境を設定すれば大丈夫です。
おすすめはケージです。
・回し車
・齧り木
・給水器
・巣箱
・食器
・床材
・トイレ
・おやつ
★注意点
・適正温度
通年、20℃~26℃くらいがベスト。
約30℃を超えたり約15℃を下回ると危険です。
疑似冬眠をする恐れがあります。
・掃除
衛生面を考慮すると、毎日床材やケージをきれいにする必要があります。
ただし、ハムスターの習性に気をつけてください。
彼らは、自分のおしっこで臭いをつけて、その臭いがある場所で安心感を感じます。
なので、一気にきれいにするのではなく、尿がついている床材は残したまま、掃除をすることが大切です。自分の尿で臭いをつけるため、たくさんおしっこをする可能性があります。脱水症状には十分気を付けましょう。
・与えてはいけない食べ物
人間の食べ物、タマネギ、キャベツ、レタス、、、等、基本人間が食べるものはあげてはいけません。消化不良や中毒を起こしてしまう可能性があります。
また、ひまわりの種やおやつを頻繁にあげることも避けましょう。
カロリーが高いため、1日にあげる量を設定した方がよいです。
・体調チェック
ハムスターは身体が小さく、病気にも弱いです。
動物ですので、自分が弱まっている姿を見せたくはありません。
異常になる前に、毎日身体チェックをしましょう。
チェック項目(例)
☑脱毛していないか?傷はない?
☑目やにはついていない?
☑食欲はどうか?
☑歩き方はどうか?
☑耳の中は汚れていないか?
☑歯が伸びすぎていないか?
☑便やおしっこに異常はないか?
☑体重が減っていないか?
☑鼻に汚れはないか?
ハムスターはペットの中でも比較的小さい動物です。
小さいからとてもデリケートです。
飼う前には、環境を整えて、ハムスターにとって最高に過ごしやすい場所を作ってあげましょう。